最新の営業トレンド6つをご紹介!【顧客体験と技術がポイント】
営業のトレンドは常に変化しています。実際に、コロナウイルスの感染拡大に伴い、リモートでの営業活動は一般的になりました。そのほかにもデジタル化が進んだ現代では、デジタルを活かした営業活動も活発になり続けています。今回は最新の営業トレンドについてまとめました。
■リモート型の営業手法が一般的になりつつある
2022年現在の最新の営業トレンドの1つ目はリモート営業です。対面でのコミュニケーションを必要としないリモート型の営業手法が一般的になりつつあります。
読者の皆様の中にもオフィスや自宅のPCを通じて、他社との商談を行うスタイルを経験された方も多いのではないでしょうか。リモート営業はZoomのようなツールをPCやスマートフォンを用いて実施します。今後もリモート営業は重要な営業手法として活用され続けるでしょう。
なぜリモート型が一般的になってきたのか?
ところで、なぜ、リモート型の営業が一般的になってきたのでしょうか?それは、コロナウイルスの感染拡大により、社会全体が対面での接触を避ける必要が発生したためです。
しかしながらリモート営業を各企業が取り入れた直後は、訪問営業のように営業活動が成立するのか懸念されていました。実際にリモート営業を行うと、企業を訪問する移動時間が不要になったり、動画を用いて営業を行えたりするなどのメリットも注目されるようになりました。そのため、今後もリモート営業は継続して活用される見込みです。
■【最新の営業トレンドをご紹介】
リモート営業のほかにも、トレンドの営業手法はさまざまに存在しています。リモート営業以外の営業トレンドとしてはどのようなものがあるのか気になりますよね。具体的に下記にまとめました。
リモート型と訪問型のハイブリッド型も普及
最新の営業トレンドの2つ目は、リモート型と訪問型のハイブリッド型になります。例えば、顧客とのファーストコンタクトはリモートで行い、本格的な商談は企業を訪問して対面で行うケースなどです。
このようなリモート型(オンライン)と訪問型(オフライン)の双方を採り入れたハイブリッド型も普及しつつあります。ハイブリッド型は商談の重要度に合わせてリモート型と訪問型を使い分けるので、効率的に商談を行えるメリットがあります。
顧客体験を重視した営業
最新の営業トレンドの3つ目は顧客体験を重視した営業になります。顧客体験を重視する営業は顧客のニーズに合わせてカスタマイズした営業を行うため顧客満足度が向上し、購買意欲を高められる点が魅力です。顧客の潜在的ニーズに働きかけ感動に繋げるような営業はストーリー性を重視した営業活動でもあります。
単に購買してもらうだけでなく、顧客との中長期的な関係性を構築することもできるので、将来的なロイヤルカスタマーの育成につながる点も魅力です。
AIを活用した営業活動への注目
最新の営業トレンドの4つ目はAIを活用した営業活動になります。例えばAIが見込み顧客に対して自動でオススメの商品やサービスのメールを提案するケースがあります。
ITツールが普及した現代では、さまざまなデータを収集することが可能になりました。また膨大なデータをAIで解析することにより、営業担当者も気が付いていないようなビジネスチャンスを発見できるようになりつつあります。
さらに営業担当者がAIを補助ツールとして活用することで、営業の成果を上げられる時代にすでに突入しています。マーケットのトレンドや顧客への提案力を高める観点からもAIを活用した営業の価値は今後も高まり続けるでしょう。
ソーシャルセリング
最新の営業トレンドの5つ目はSNSを利用するソーシャルセリングになります。ソーシャルセリングとはSNSを活用して見込み客を見つけ出し、関係性を構築することにより販売につなげる営業手法になります。
具体的には、TwitterやInstagram、LINEのようなSNSを活用する営業活動です。コロナの感染が拡大した結果、オンライン上での人々のつながりが増加しました。そのため、現代の営業担当者にはオフラインだけではなく、オンライン上での営業活動を行うことが必須になったと言えます。
営業担当者がSNSで営業を行う際には、まずは、情報発信を行い、投稿への「いいね!」の交流からスタートしてください。そして、交流が進んだらDMでの営業活動を推進するとよいでしょう。
オムニチャネル的視点でのシームレスな営業手法
最新の営業トレンドの6つ目は、オムニチャネル的視点でのシームレスな営業手法になります。オムニチャネルとは対面での活動とWEB上での活動を一体として捉える考え方です。
またシームレスの意味は『継ぎ目がない』になります。スマートフォンが普及したことにより、顧客の購買行動は複雑になりました。今の時代の営業担当者は、単に対面時だけの顧客行動を把握するだけでは不十分です。
対面とWEB上の双方を意識するオムニチャネル的視点が営業担当者には必要になりつつあります。顧客の購買行動をカスタマー・ジャーニーとして描き出すことができるスキルが今後の営業には求められるのです。逆に言うと、オムニチャネル的視点での営業を行える方は他者より一歩先を進んでいるといえるでしょう。
■まとめ
ここまで、最新の営業トレンドについてまとめてきました。2022年現在でも、コロナが完全に終息したとは言い切れない状況です。
そのため今後もリモートでの営業はトレンドであり続けると言えます。また、営業のトレンドは常に変化しています。ご紹介した営業手法を獲得し、これからの時代に活躍する営業担当者を目指しましょう。