天職は新しいチャレンジから生まれる!?「松下幸之助」を例に徹底解説

天職とは、適正があり心から楽しめる職業です。

しかし、実際に天職を見つけて心から楽しんでいる方は希少な存在でしょう。

今回は、天職を見つけるためにチャレンジしなければならない理由を解説します。

チャレンジから天職を見つけた「松下幸之助」のエピソードも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

天職はさまざまなチャレンジから見つかる
チャレンジしないと天職が見つからない3つの理由
行動や経験が不足している
├ 自分の天職はないと諦めている
└ どんな挑戦でも全力を出せない
チャレンジによって天職を見つけた「松下幸之助」
天職は新しいチャレンジから生まれる

天職はさまざまなチャレンジから見つかる

天職は、さまざまなチャレンジを通して見つけられます。

現代の日本では、今の仕事を天職と感じている方は少ないです。

インターネット調査を行っている「企業18フォーラム株式会社」によると、働き盛りである30〜40代の会社員の7割以上が、会社に不満を持っていると明らかにしました。

もし熱中できるものがない場合は、まずはさまざまなチャレンジから始めてみましょう。

例として、下記が挙げられます。

  • 今まで気になっていたが、手を出せていなかった趣味を始めてみる
  • 毎日ダラダラしている時間を1時間だけ、資格勉強の時間にあててみる

新しいチャレンジの繰り返しによって、自分の天職を見つけられるでしょう。

天職が見つからない3つの理由

天職を見つけるためには、さまざまなチャレンジが欠かせないとお伝えしました。

しかし、最初の1歩が踏み出せなかったり、長く続けられなかったりする方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、天職が見つからない理由を3つ解説します。

  • 行動や経験が不足している
  • 自分の天職はないと諦めている
  • どんな挑戦でも全力を出せない

天職が見つからない理由をハッキリして、自身のチャレンジに活かしましょう。

行動や経験が不足している

天職を探したいけど見つからないという方は、行動や経験が不足している可能性が高いです。

前述したように、日本の会社員の多くは会社に対して不満を持っており、心から楽しめていません。

つまり、天職を見つけることが難しいといえます。

行動や経験を積む方法は、下記の3つです。

  • 指示待ちではなく自分から動く
  • 今できることを後回しにしない
  • 今やるべきことを常に明確にしておく

天職を見つけるためには、さまざまな経験や自己分析を繰り返す必要があります。

行動や経験が不足していると感じる方は、毎日を能動的に過ごす意識を持ちましょう。

自分の天職はないと諦めている

そもそもチャレンジをする前に、自分の天職はないと諦めている場合もあります。

天職を見つける気持ちを捨ててしまえば、巡ってくるチャンスにすら気付けないでしょう。

下記にあげる、天職を諦めないために心がけるべきポイントは3つあります。

  • 自分が叶えたい夢や目標を見つける
  • 日頃からポジティブ思考でいられるように心がける
  • どんなことでもよいので、小さな成功体験を経験する

また、諦める行為には逃げ癖がついてしまい、どんな結果でも妥協してしまう性格になるでしょう。

そのため、自分に天職はないと諦めない気持ちが大切です。

どんな挑戦でも全力を出せない

取り組むすべてのことに全力を出せない方は、天職を見つけられません。

理由は、あなたの全力の姿勢が人生におけるさまざまなチャンスを運んでくるからです。

もし何に対しても全力を出せない場合、下記を変えてみてください。

  • 環境を変える
  • 習慣化させる
  • 行動しながら考える
  • 保守的にならずリスクを負う

また、全力で取り組んでいる方は、まわりから応援されやすくなります。

チャンスはどんなタイミングで巡ってくるか分からないので、どんな挑戦でも全力で取り組みましょう。

チャレンジによって天職を見つけた「松下幸之助」

チャレンジによって天職を見つけた人物として、松下幸之助が挙げられます。

松下幸之助は、パナソニック株式会社(旧松下電気器具製作所)を創業して、1代でパナソニックホールディングスグループを築き上げた人物です。

「経営の神様」と称されており、当時は機械に投資する資金がなく、自宅の2畳あまりの工場から事業を始めました。

松下幸之助が行ったチャレンジや偉業として、下記の4つが挙げられます。

  • 日本中に家電を広めた
  • 週休二日制を導入した
  • 1万個の乾電池を無料で配布した
  • 世界恐慌によって、リストラを余儀なくされる中で、社員をクビにせず給料を払い続けた

ほかにも、1960年から仮説状態だった浅草寺の雷門と大提灯を、私財で再建したといったエピソードも有名です。

そんな松下幸之助は、天職について次の言葉を残しています。

「現在与えられた今の仕事に打ち込めないような心構えでは、どこの職場に変わっても
決していい仕事はできない。」

数多くの偉業を成し遂げた松下幸之助の発言から、目の前の全力でチャレンジしようとする心構えが、天職につながると示唆しているのではないでしょうか。

天職は新しいチャレンジから生まれる

天職は、さまざまなチャレンジから見つけられます。

行動や経験不足、天職がないといった理由で、諦めることは簡単です。

しかし、松下幸之助の言葉にあるように、「与えられた仕事にできる限り全力で取り組む姿勢や心構え」が、天職を見つけるポイントになるでしょう。

一度自分の価値観や能力、方法論を整理して、何か新しくチャレンジしてみてはいかがでしょうか。