ノーコード開発とは?注目される背景や2つのメリット、活用事例を解説

「昨今流行っているノーコード開発は、どのように役立つの?」
「ノーコード開発の活用事例を知りたい」

このように考えていませんか?今までシステム開発はエンジニアが行っていたため、どのようにノーコード開発が役立つのかを知りたいと思う方もいるでしょう。

そこで本記事では、ノーコード開発の概要や注目される背景、活用事例を解説します。

本記事でノーコード開発を理解して、今後のキャリア形成の参考にしてください。

ノーコード開発とは、コードを使用せずにシステム開発を行う手法
ノーコード開発が注目される背景
ITエンジニアが不足しているから
クラウドの導入が進んでいるから
ノーコード開発の活用事例(bubble)
ノーコード開発により、システム開発を効率化させる

ノーコード開発とは、コードを使用せずにシステム開発を行う手法

ノーコード開発とは、ソースコードを使わずにシステムやアプリを開発する手法です。

直感的な操作のみで簡単にアプリ開発やWebサービス制作ができるため、IT人材の不足を感じている企業や業務効率化したい企業に取り入れられています。

従来まではITエンジニアがプログラミング言語を利用してシステム開発を行っていました。しかし、ノーコードツールを使えば、サーバーやプログラミング言語といった分野に精通していなくてもシステム開発できます。

これにより、今まで社内のIT部門に制作依頼したり外部のIT企業に発注したりしていた開発を自社で行えるようになります。人件費の削減につながるのもメリットです。

また、ノーコード開発はコードを書くための時間が不要なので、従来のプログラミング開発と比べて効率が大幅に向上します。3か月以上かかっていたアプリ開発が数日程度で完了する場合もあるでしょう。

コードを必要としない分、修正も簡単かつ短時間で終わり、改修作業も迅速に対応できます。顧客への納品を早め、満足度を高めたい企業に最適です。

ノーコード開発が注目される背景

ノーコード開発は、以下の理由により注目されています。

  • ITエンジニアが不足しているから
  • クラウドの導入が進んでいるから

以下の項で詳しく解説します。

ITエンジニアが不足しているから

ITエンジニアの不足により、ノーコード開発が注目を集めています。経済産業省の調査では、ITエンジニアを含むIT人材が2030年までに40~80万人不足すると予想されました。

人材不足の対策として自社でIT人材を育成したくても、コストや時間がかかるデメリットがあります。

しかし、ノーコード開発では、操作方法を理解できれば、短期間で実際に動作するシステム開発ができます。

プログラミングの知識が少なくても開発に参加できるので、IT人材が不足している現場では人材確保がしやすいのです。

このようにIT人材の不足は、日本において解決するべき課題です。以下の記事で、IT人材の不足の概要をまとめています。

IT人材不足の背景だけでなく、今後需要が高まる職種についても理解できるので、参考にしてください。

IT人材不足の背景とは?需要のある人材と高度なIT職種2選を解説

クラウドの導入が進んでいるから

クラウドとは、ネットワーク経由でデータやソフトウェアを利用できる形態です。オンプレミス(自社が管理する設備内にシステムを設置・運用する利用形態)と異なり、低価格で利用できるため、クラウド上でノーコードツールを活用する機会が増えています。

さらにクラウドは、物理的な設備が不要であり気軽に導入できるため、部署や業務単位で利用する傾向にあります。

例えば、業務効率化システムを導入する際に、利用する現場主導で手軽に取り入れられるのがメリットです。

「まずは試験的に導入してみたい」際に活用できるでしょう。

ノーコード開発の活用事例(bubble)

ノーコード開発の事例として、Webアプリを開発できるbubbleの活用事例を紹介します。

bubbleは、アメリカにあるBubble Group, inc. が提供しています。スマートフォンアプリ特化型・ECサイト特化型などさまざまな分野に強いのが特徴です。

bubbleの活用事例として、個人財務ツールの開発を行った企業が挙げられます。

bubbleを利用した企業は、ノーコード開発で日々の返済やフリーランスの収入・支出の管理ができるアプリの開発を行いました。

そのなかで特徴的な機能が、借金の返済ができる点です。アプリ内で、財務コーチングを通じて人々がより早く借金を返済できるように支援しています。

例えば、銀行口座と連携して、自動的に借金を返済してくれます。財務目標を達成するためのパーソナライズされた貯蓄計画も提供してくれるので、早めの返済の見方になってくれるでしょう。

このようにノーコード開発においては、アイデアがあれば市場から求められるアプリを開発できます。ノーコードツールの操作に慣れたら、顧客が必要としているアプリやサービスを開発してみましょう。

ノーコード開発により、システム開発を効率化させる

ノーコード開発とは、プログラミングを利用せずに開発する手法です。ITエンジニアの不足やクラウドの導入が進んでいることから、求められています。

企業事例として、収入や支出管理アプリをノーコードで開発する方法を紹介しました。ノーコードツールにより、プログラミングの知識がなくてもさまざまなアプリやシステムを開発できます。

今後、市場から求められる人材になるためにも、ノーコード開発のスキルを身につけておきましょう。